自動車の整備料金が工場によって違う2つの理由


 

今回は同じ整備内容でも、なぜ整備料金が高い工場と安い工場があるのかを解説します。

整備料金は部品代と工賃です

 

整備料金は部品代+工賃から計算されています。

この2つの料金が整備工場によって違いますので、これらを一つずつ解説します。

 

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理由1つ目、部品代が違う

 

新品の部品には純正部品と社外品の2種類があります。どちらを選ぶかで部品代が変わってきますので、純正部品と社外品の違いについて解説します。

 

純正部品とは自動車メーカーが販売する部品で、基本的にその車の新車時に装着されていた部品と全く同じ部品のことです。トヨタの部品ならトヨタのロゴが入っている箱に入ってきます。

また、純正部品にはよほど古い車でない限り、無い部品はありません。

ディーラーでは基本的に全て純正部品を使用します。

理由は、自分たちが信頼できる自社ブランドの部品を使い、部品にも整備にも保証を付けることで、お客様からの信頼を得られることができるからです。

 

社外品とは純正部品以外の部品です。特にオイルフィルタやブレーキパッドなどの消耗品は、さまざまなな部品屋さんが商品を出しており、純正品より安く値段が設定されています。

社外品はよく売れるものしかありませんので、社外品が無ければ、純正品を仕入れるしかなくなります。

ディーラー以外の整備工場はこの社外品を多く使います。理由は、純正品より部品利益が出ることと、ディーラーよりも安くお客さんにサービスを提供し、信頼を得られることができるからです。

信頼性は社外品よりも純正品の方が高いですが、そもそもそれほどの性能がいらない部品もありますし、日本製の社外品にはそれほど粗悪なものは無いように思えます。

 

まとめると、全てに純正品を使用するディーラーは部品代が高くなる傾向にあり、なるべく社外品で対応するディーラー以外の整備工場は部品代が安くなる傾向にあります。

 

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理由2つ目、工賃が違う

 

自動車整備工場での工賃の計算方法はこのように決まっています。

工賃 = 作業点数(指数) × レバーレート

 

作業点数(指数)とはその作業にかかる時間です。

例えばムーブのストップランプ球交換なら0.3時間、アクアのドアミラー交換なら0.5時間など、車種と作業によって大まかな作業時間の目安が決まっています。

データはフィットの作業点数(指数)表です

 

整備工場の請求書を作成する人はこの作業指数を調べながら請求書を作成しています。

もちろん全国の整備工場で同じものを使っている!?はずです。(実は少し問題もありますが・・・)

この点数については目安となりますので、「錆びていてなかなか外れなかった」などの理由があればそこからプラスされます。

 

レバーレートとは1時間あたりの工賃です。

例えばレバーレート6500円の会社は1時間作業した場合の作業工賃が6500円ということです。

このレバーレートは工場によって違います。

作業工賃の計算方法は 作業点数 × レバーレート ですので、

例えば、アクアのドアミラー交換の作業点数が0.5で、その整備工場のレバーレートが6500円だった場合、

作業工賃は  0.5 × 6,500円 = 3,250円 と、なります。

 

このように、基本的に作業点数はどの整備工場でも変わらないのですが、レバーレートが整備工場によって変わりますので、工賃が高い整備工場と安い整備工場が存在します。

レバーレートは地域の物価などで変わるのですが、ディーラー等はこのレバーレートが他の整備工場より高い傾向にありますので、結果的に工賃が高くなる傾向にあります。

 

まとめると、作業工賃は 作業点数 × レバーレート です。

作業点数は決められていますが、レバーレートは工場によって違います。

そのため、同じ整備をしても、工賃が整備工場によって違います。

自動車の整備料金が工場によって違う2つの理由

 

一つ目の理由は、整備工場によって使う部品の値段が違うから

二つ目の理由は、整備工場によってレバーレート(1時間の料金)が違うから

 

ということでした。おわかりいただけたでしょうか。

不明な点があれば、お問合せフォームにお願いします。

 

最後に補足しますが、部品の値段は部品によって違います。一方で自動車部品のほとんどに定価があります。つまり、同じ部品であれば同じ値段ですので、同じ部品なのに工場によって値段が違うということは有り得ません。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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