★神対応★サンワテスターのアフターサービス

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みなさんこんにちは。
整備士の卵や若手整備士を心から応援しているゆうすけです。
整備士の仕事などについて、不安なことなどがあればぜひコメントください。

さて、近年自動車の電装化により、整備士は電気的な故障診断や整備をする機会が多くなっています。

そんな中、それらの修理には必需品であるサーキットテスターを持っている整備士も多く、お気に入りの一つや二つ所持している人も多いのではないでしょうか。

今回の記事は、私が普段使用しているサンワ製サーキットテスターの不具合に対するsanwa(三和電気計器㈱)さんの素晴らしい対応についてご報告します。

 

 

不具合が起きたテスター

 

不具合が起きたテスターは写真の「CD772」という型のサンワ製デジタルサーキットテスターです。

4年ほど前に自動車部品商を通して購入しました。

サンワ公式HP

 

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最近のデジタルサーキットテスターは高機能化が進み、DMM(デジタルマルチメーター)と呼ぶらしいです。

比較的安価なテスターですが、自動車整備に使う範囲で日頃から使用する分にはは、機能は十分と言えます。

また、シンプルで使い易く、あまり使い慣れていない人でも簡単に扱うことができます。

もちろん私のお気に入りのテスターです。

不具合の内容

 

さて不具合の内容ですが、電圧計、抵抗計を使用した際に電圧値及び抵抗値が測定できなくなりました。

上の写真は、抵抗レンジにして二つのプローブを当てた場合に(0Ωを確認した場合に)、オーバロード(無限大)と表示されています。

これはあきらかな不具合です。

プローブの抜き差しを行った場合に、まれに症状が回復するので、プローブの断線や差込の接触不良を疑いましたが、だんだんと症状が頻出するようになり、いよいよ全く測定できなくなってしまいました。

その後、プローブを違うものに取り替えても症状変わらず、テスター内部のヒューズ切れを疑って点検しましたが異常は見つかりません。

 

さらに基盤のあたりを良く見てみると、プローブの差込部分の金属に異常があるのを発見しました。(写真赤丸部参照)

 

ごらんのとおり、完全に金属端子が破断(折れ、剥がれ)しています。

写真は破断部を持ち上げてわかりやすく撮ったもので、一見すると破断しているようには見えませんでしたが、間違いなくプローブ挿入部分と基盤は接触していません。

原因が判明し、サンワさんのHPを見てみると保障期間は3年と書かれており、このテスターは4年使用していたので、あきらめて自らハンダ修理しようと考えました。

ところがこれがなかなかに難しい。ハンダについて素人の私にはうまくハンダ溶接することができませんでした。(ハンダがうまく乗らない、プローブ挿入でハンダが剥がれる、裏の樹脂部が溶ける)

サーキットテスターは、わずか4年程度で交換するものでは無いと私は考えていましたし、日本を代表する電気機器メーカーのサンワのテスターがこんなに早く壊れることに正直がっかりしました。

 

そこで、ダメもとでサンワHPの「お問い合わせ」から問い合わせしてみる事にしました。

もし修理費が安ければ修理してもらおうと思ったのです。

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サンワさんの神対応

 

ここからは実際に私がサンワさんとやり取りした内容です。

【私からの問い合わせ】

4年前に購入したテスター(CD772)について、電圧計、抵抗計を使用した場合に電圧値及び抵抗値を読み取ることが出来なくなりました。

ヒューズ切れを疑い、本体のケースを取り外してみると、プローブが挿入される部分の金属が金属疲労で折れて(剥がれて、外れて)いました。
そして、その部分をはんだ溶接にて修理しました。

私は使用するたびに、購入したときの箱に入れて保管しており、そのたびにプローブを外します。そのため、金属疲労により折れてしまったと思われます。

今後のためにも品質改善をよろしくお願いします。

写真等ありますので、よろしければ送付します。

【サンワさんからの返答】

日頃から三和製品をご愛顧賜り誠にありがとうございます。
お問い合わせいただきありがとうございました。

ご迷惑お掛けし申し訳ございません。
お手数お掛けしますが画像お送りいただけますでしょうか。

またご使用いただいているCD772は4年前に購入いただいたとのことで
保証期間の3年は経過しておりますが、本体内部の金属測定端子(4箇所/台)を
新品に無償で交換させていただきます。

(その後写真送付)

お世話になっております。
画像の送付有難うございました。

本体測定端子にテストリードのプラグを抜き差しをおこなうことにより測定端子内部の金属端子の曲げ部分に力が掛かって、ものによっては亀裂が生じて、その後 徐々に拡大していき破断したと推測されます。

設計上は測定端子の一部(折り曲げ部のみ)に力が集中して掛らないよう添付図面のようにスリットを設けて力を分散させる設計となっておりましたが、測定端子部品 製作の金型抜き段階でスリットが正常に入っていないものであったと思われます。(添付図付きメール)

新しく交換させていただく端子はスリットありを確認した端子となります。

 

以上、やりとりメール文終わり。

 

サンワさんではこの不具合を既に把握しており、現在では改善された商品を販売しているようでした。

返信メールでは、普通ならばあまり外部には漏らしたくないような、自社のミスや技術的なことについてもこと細かに記載し、さらに改善された設計図まで添付してくれています。

これには本当に感動しました。

 

その後、テスターは無事に、無償で修理してくれることとなり、本当にうれしかったです。

(下は修理後の写真)

 

この件を通して、サンワ電気さんの対応や技術の素晴らしさ、もっと言うと日本のものづくりのすばらしさを思い知らされた気がします。

やっぱり整備機器や工具も日本のものが一番なのかなあ。

整備士のみなさんはこの対応どう思われますか?

 

以上、サンワ電気さんの神対応でした。

最後までありがとうございました。

 

 

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