ついに新冷媒HFO-1234YFが大衆車クラウン・カローラに搭載

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みなさんこんにちは。

元ディーラー勤務の一級整備士ゆうすけです。

今回は以前の記事

カーエアコンの冷媒が変わる!?HFC134aからHFO1234yfへ」

が大変好評だったので自動車整備士向けに追記記事を書きます。

 

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レクサスなどの高級車や海外向けモデルに搭載が進んでいたカーエアコン用新冷媒HFO-1234YFがついに日本向けの大衆車に搭載されました。

今回搭載されたのはトヨタの新型クラウン及びカローラスポーツです。

これにより、国産車への新冷媒の搭載が一気に加速すると思われます。

 新型クラウン

 

気になるのは国内の整備工場で新冷媒の整備が、今現在可能なのかどうかです。

HFO-1234YF搭載車の整備については、以前の記事で書いたとおり、従来の設備では対応できません。

なぜかというと、専用のゲージマニホールドや充填機が必要だからです。

しかし私の感覚でいうと、ディーラーを除く99%以上の整備工場では、専用の設備を持っておらず、ガスの充填等の作業ができません。

ディーラーではどうかというと、これもおそらくほとんど無いといってもいいでしょう。

しかし、2つの車両を販売する全国のカローラ系ディーラーと、トヨタ系ディーラーでは、設備投資せざるをえなくなります。

それでも100万円ほどする充填・回収機を全拠点に配備するのはなかなか難しいと思いますので、規模の大きな店舗だけ(本社だけ等)ということになるのではないでしょうか。

特に自動車鈑金業を営む方や、車体整備士の方は今後これら新冷媒を搭載した車両の事故修理が入庫した場合のために、その時の対応を少しづつ考えておいたほうがいいかもしれませんね。

自動車整備業界もいろいろと難しい世の中になりましたね・・・。

整備士のみなさんも、いろいろと新しい情報を入手して、一緒にがんばりましょう。

 

デンソーのYF専用充填・回収機

 

 

新冷媒の性能や取り扱いについては過去記事

カーエアコンの冷媒が変わる!?HFC134aからHFO1234yfへ

をお読みください。

 

新型クラウンやカローラスポーツを購入した一般ユーザーの方もこの記事をお読み頂いているかもしれませんので、一応説明します。

「新しい車がそんなに早くエアコンの修理なんて必要ないのではないか」と思う方もいると思います。

しかしそれは違います。

ひとたび新型車が世の中に出てしまえば、事故がおきます。

事故が起き、エアコンシステムにダメージがあれば、エアコン修理、ガスの充填という仕事が必要になってきます。

つまり、今現在いつ新冷媒の整備が必要になるのかわからない状況となっています。

 

最後までありがとうございました。

 

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